会社理念

●風土と暮らしを探求するハイブリッドな家づくり

現代工法よりも遥かに長く積み上げられてきた伝統構法や民家の中には、風土と暮らしの中で培われてきた普遍的で豊かな叡智が刻まれています。一方で構造・断熱仕様などにおいて建築基準法や施工効率などとの相性不一致により、存亡の危機にあるのも事実です。常識に捕らわれず、地域に根差した世界基準のパッシブハウス仕様とするなど、持続可能性のある未来のためにも、今こそできる、「風土と暮らしを探求した家づくり」が必要だと考えています。

●事物本来の魅力を見出し、より多くの人に癒しの場を提供する

伝統構法の一つに素材本来の特徴を最大限に活かすという考え方があります。言葉で表しにくい部分ですが、木材にも乾燥方法や仕上げ面を工夫することで、本来の素材が持っている癒しの効果も最大限にひきだすことができるといわれています。希薄なコミュニティーなど居場所が失われがちな現代にこそ、化学物質に満たされた空間では生み出せない、本質的な居場所づくりが必要なのではないかと考えています。

●住まいの専門家として、暮らしの中の問題を分析し解決に導く

インスペクションのパイオニアでもある、さくら事務所に参画し、今までに1000棟以上の建物検査や診断を行うなど、住宅のかかりつけ医としての活動を行っています。また、SAKUWOODやその他のNPO等の社会活動にも積極的に参加しながら、垣根を超えた活動により、積極的に暮らしのサポートや提案も行っていきます。