作品・実績
群馬県昭和村/
W邸
お客様の声
●群馬県昭和村/W様にインタビューしました。
家を建てようと思ったきっかけは?
結婚当初から離れにある部屋を使用していたのですが、食事も入浴も母屋で済ませていて行ったり来たりが大変になったことと、 母屋に一人いる父のことを考えて一緒に暮らした方が良いと思ったから。
下調べはしましたか?
改修だったので、土地探し等は無かったのですが、雑誌やインターネットは相当見ました。
また同じような家を改修した友達に相談したり実際に家を見に行ったりしました。
予算はどのように決めましたか?
以前改修したキッチン等のローン残金や、自分たちの年齢、追加費用を予測した上で決めました。
どのように進みましたか?
まず、信頼できて相談できる設計士さん、または建築士さんが必要だと思いました。 そしてたまたま知り合いに小西さんを紹介していただきました。 我が家は築80年の古民家で、我が家の希望としては子供も含めてこの家を活かした改築が希望だったため、 内心不安だったのですが、小西さんに初めてお会いしてお話しした時に古民家のような古い建物への理解と関心がありほっとしました。 それからはかなり面倒と思われる希望や、二転三転する注文にもきちんと考えて答えてくれて、 遠くの現場に何度も足を運ばせて、今思うと本当に大変だったろうなあと反省しています。 小西さんのすすめで細々とした事務的なこと、特に耐震の調査はきちんとやって良かったと思っています。
施工会社に対する感想やコメント
「施工会社は、できるだけ古民家に対する理解や地域の気候や勝手が分かっている地元の方にお願いした方がいいです。」 と小西さんからアドバイスされ、色々悩んで知り合いの工務店(コバコ―)さんにお願いしました。 元々材木を扱っていたため、いろいろな材料に詳しく、いい物を良心的な予算で各所に使用してもらえました。 また建具屋さんはとても腕がよく、見つけてきた古い帯戸もぴったり合わせてくれたり、 新しい引き戸に壊す前に使用していたスリガラスをいい雰囲気ではめてもらえたりと、 細かい部分にこだわってもらい扉や引き戸が入る度に感動していました。
完成したときのご感想は?
設計段階では現実味がわかず「本当に完成するのかなあ」と夢を見ている様でした。 完成して離れから母屋に越して来て生活の場が一カ所になり、本当に楽になったと実感しています。 改修して家にとても愛着がわきました。昔から生活習慣も代わり、その度にこの家も変化して来て 「歴史があるこの家を壊したくない。」と思っていたので、また変化させて快適に住めることにとても感謝しています。
家作りに参加した感想をお願いします。
設計や間取りを考えたりしている時間はとても楽しかったです。 インテリアや細かい小物を限られた予算内で決めるのは大変でしたが、 自分なりにこだわったところはやっぱり住んでみてからも「いいな」と感じられます。 そして家族構成やそれぞれの事情に真剣に向き合ってくれる小西さんがいてくれたことはとても心強かったです。
最後に、その他良かった点や改善するべきポイントや期待する部分をお願いします。
良かった点はたくさんありますが、何と言っても食べる、入浴、寝るが一カ所で済むことです。
それと古い柱や梁を残していい意味でピカピカじゃないところ。お客様は皆さん「居心地がいい」と言ってくれます。
無垢の床は冬も足もとが冷やっとしなくて夏は素足でも気持ち良いです。
建具や床がこれから何十年たって、いい味が出てくるのが楽しみです。そして途中で変更した玄関。
急遽、無理を言って木製の一枚のつり引き戸を建具屋さんに作ってもらい我が家の顔になっています。
少し予算をオーバーしましたが、とても気に入っているので良かったと思っています。
改善というか難しいと思ったことは、コンセントの位置と照明。
コンセントの位置は住んで使用してみないと分からないですね。
照明は種類も多く用途や場所にあった物を選ぶのが難しかったです。
家を造ることは決めることも多く大変なこともありますが、あれこれ思いめぐらせるのは本当に楽しい時間でした。
そんな時間は気づかなかった家族の顔に気づくことが多かったように思います。
そして完成した今も家族に合わせて少しずつ変化して、自分たちの家になっています。
今回はご縁があって、小西さんに夢を叶える作業をお手伝いしてもらえ本当に感謝しています。
環境のことやこれからの日本のこともきちんと真剣に考えて、何よりご自身の家族を大切にされている小西さんなので、
これからも素敵なお家を創ってくれるともちろん期待しています。
そして一つでも我が家のような歳をとった家をよみがえらせて欲しいなと思います。
これからも変化して成長する我が家をよろしくお願いします。本当にありがとうございました。